kakitama式UC投資ライフ

20代前半の生活ブログ。潰瘍性大腸炎(UC)歴2年。投資は2017年6月~ UCの治療や日々の生活、米国株とETF中心の投資の記録をしていきます。

会社で企業型確定拠出年金の説明を受けてきました


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今週金曜日、弊社で企業型確定拠出年金(企業型DC)の説明会が開催されました

今年の秋から制度実施なのに、制度開始前なかなかギリギリでの説明会となりました。笑

説明会に参加した感想と自分の計画を紹介していきます。


説明会の内容

  1. DCとは何か
  2. 投資の基本
  3. 運用商品について

この3つが主な説明となっていました。

「老後の生活費を補うには公的年金じゃ足りません!」
「公的年金の不足は自助努力が必要!」
という話から始まり、
DCの概要として、掛金拠出→運用→給付の流れと税制優遇の説明、
投資の基本として、リスクとリターンの関係、分散投資と長期投資の説明、
運用商品について、定期預金や保険商品の元本保証型商品と、投資信託についての説明
がされました。

説明会を受けての感想

運用商品についての説明で、ちょっと「これってどうなの?」という部分がありました。

リスクとリターンについての説明が再度あり、「高いリターンを得ようとするならばリスクも大きいですよ。」という話から、国内外の株式債券のリスクとリターンは一般的に、
国内債券<外国債券<国内株式<外国株式
の順で期待リターンとリスクが高くなるというところで、過去10年間の推移として以下のようなグラフが配布資料に使われていました。

f:id:kakitama_soup:20170910033202j:plain
※1. 2004年6月末を100として指数化(国際株式と国際債券は円換算)
※2. 国内株式=TOPIX(配当込み)、国内債券=NOMURA BPI、
海外株式=MSCIコクサイインデックス(配当込み)、海外債券=シティ世界国債インデックス除く日本
出所:モーニングスター作成
(出展:モーニングスター [ アナリストの視点(ファンド) インデックスファンドで始める国際分散投資、手数料の安さで選ぶならこの10本 2014-07-10])
モーニングスターよりグラフを引用させていただきました。


実際の説明会の資料は2006年3月末~2016年3月末の推移のグラフでしたが、これと似たグラフとなっています。

まず弊社の社員は
「外国への投資は価格の変動に加えて為替のリスクもあるから手を出すのが怖い。」
と考えている人がほとんどだと思います。

実際に説明会の後でも、「海外へ手を出すのは怖い。」という声がちょこちょことありました。

「国内の株式なら投資してみてもいいかも。」
と思う人達もいたと思いますが、その人達もグラフをパッと見て

「10年間で国内株式は値動き激しい&パフォーマンス一番悪くてほとんどプラスになってないやん!こんなんなら国内株式へ投資したくないわ!」
という気持ちになったのではないのでしょうか。

某金融機関さん、資料に載せる情報完全にミスでしょ・・・

DC利用者の資産形成について本当に考えているのか疑問を持ってしまいます。


そして説明会の最中ですが、弊社の社員、半分近く寝てました。笑

皆さん各々の人生設計に大きくかかわる話じゃないの、これと思ったんですが、金曜の午後、一週間の疲れが溜まってる中での説明会だからね、仕方ないね。

大体知ってる内容で正直退屈でしたが、自分はちゃんと起きてましたよ。
偉いぞ!自分!


運用商品についてですが、弊社の社員が選べる商品数は
元本保証型商品が4本

投資信託・年金投資基金信託が8本

内訳は、
資産分散型バランスファンド :4本
 (パッシブ運用3本、アクティブ運用1本)
国内株式インデックスファンド:1本
国内債券インデックスファンド:1本
海外株式インデックスファンド:1本
海外債券インデックスファンド:1本

となっていました。

思っていたよりも商品数が少ないですが、弊社は割と古い体質の会社で、自分含めほとんどの社員が投資未経験者or投資歴浅い人達のため、
「商品数多くてどれに投資したら分からない」
となるよりは商品数が少ない方がシンプルで良いのかもしれません。

それでも、多くの社員は定期預金などの元本保証型を選ぶのだと思いますが。

投資比率はどうする?

外国株式100%、全ぶっぱや!!

非課税のメリットを最大限ガッツリ美味しくいただきますよ。笑

20代前半ならリスクはガンガン取っていって問題ないっしょ!

ちなみに、唯一選べる海外株式インデックスファンドはMSCIコクサイ・インデックス連動のインデックスファンドでした。

信託報酬は税込0.2268%/年。

んー、確か信託報酬が0.216%以内/年のファンドがあった気がしたような、無かったような・・・

まあDCは税制優遇のメリットもありますし、将来的には信託報酬が下がるかもしれませんし。笑

投資金額はどうする?

弊社は確定給付年金(DB)も実施しているため、月額の拠出限度額は27,500円です。

自分は月々3~4万円ほどお金を残せているので、恐らくは限度額MAXで拠出しても生活はできると思いますが、月々の手取りが減ること、60歳まで引き出せないのがかなりネックです。

思い切って限度額ドカンと拠出したい気持ちと将来の心配をし過ぎて今の生活が苦しくなることの心配とで格闘中です。

20代でDCをすでに利用している方がいましたら、月々の拠出額と家計の圧迫具合についてご教示くださるとメチャクチャ嬉しいです!

まとめ

ということで拠出金額で悩んでいますが、投資商品は外国株式一択で確定です。

自分がTwitterでフォローしてる方々やブログを拝見してる方々は株式投資をしてる人がほとんどなので、自分がDCで拠出金を外国株式の投信で運用するのは普通の事だと思ってますが、弊社の方々から見ると、
「株に投資するようなギャンブラーはいつか株価下落で大損するだろう。」
なんて思っているのでしょう。

DCを資産の形成のためではなく、拠出額が全額所得控除になることによる節税効果のためだけに利用するって考えもアリなのかもしれませんが、やっぱりそれだけじゃ勿体ないと自分は思います。

自分からしたら、定期預金や保険商品も別にいいですけど、
「せっかくの運用時(現状は2017年3月まで)と給付時の税制優遇のメリットがあるのに何でわざわざDCで元本保証型を選ぶの!?」
という気持ちです。

弊社の社員よ、残念ながら将来DCの運用で成功するのはkakitamaだ!

見てろよ~見てろよ~



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